2009年10月04日

F1日本GP決勝。

まぁ、多くは言うまい。ご覧の通り。

正直、もう少し荒れると思っていた。意外と普通の展開。予選の力関係がそのままって感じ。俺はF1ドライバーを多少舐めていたようだ。とりあえずみんな昨日1日で、マシンのセットアップが煮詰まらないなりにその力を引き出していたって事だ。
終盤のセーフティーカーも、波乱と言うよりはちょっとしたトピックの様相を呈していたし。ただ、その原因となったアルグエルスアリのクラッシュは不可解な感じなので、その辺少し知りたい気はする。

しかし、ハミルトンはついてなかったな。先週のシンガポールGPでも起こったKERSのトラブル、このレースではシステムをリセットしてもダメだったらしい。つまり、彼のMP4-24はこのレースの大部分を余分なデッドウェイト搭載で走っていた事になる。
KERS搭載車は、そのウェイトによる重量配分の悪化を受け入れる代わりに400kj(約80ps)・6.6秒/周のエクストラパワーを得る事を前提に全てが組み立てられている。意図的にシステムを降ろした場合は再配分が可能だが、載せたまま動作不能に陥ればそれはただのハンディキャップにしかならない。1周につき0.3秒以上は失っていたはずだ。このロスは今季のF1では致命傷になりかねないのだが…
それでもそれなりのタイムを刻み、「KERS運搬車」と化したマシンを3位に押し込んだ彼は、やはりそれだけの力量があるという事だろう。ワールドチャンピオンは伊達じゃない。

こうしてみると、KERSは「トラブルフリー」が絶対条件のシステムだけに、載みたくない・載まない・載むのを止めたチームが大部分なのも頷ける。既にFOTAでは来季のKERS廃止を決めているが(FOTAに復帰したウィリアムズがどうするかはまだ不透明だが)、シーズン中のテストも出来ない現状ではレースで実地テストするしかない事を考えると至極当然な流れに見える。

ともかく、それほど面白いレースではなかったのかな、と言うのが率直な感想。言っても仕方のない事だが、初日の大雨がどうにも悔やまれてならない。

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posted by 環螢 at 19:42 | F1その他レース関連