2010年06月26日

[F1]ヨーロッパGP予選。

たった今、CSで観終わった訳だけど…
まぁー、たったの2週間で随分と各チームのパワーバランスが変わったもんだなぁ、と。

やはり意外だったのはマクラーレン。あれだけ下馬評で強い強いと言われていたものが、蓋を開けてみればレッドブル2台から離されての3位グリッドがやっとというのは…。
今回マクラーレンは目立ったアップデートを持ち込んでいないとの事で、これが正に「一瞬でも立ち止まればそれは後退」というF1の厳しさそのものに見える。
レッドブル風のブロウン・ディフューザー(高エネルギーを持つエンジン排気をディフューザーに吹き付ける事でダウンフォースを引き出す構成をこう呼ぶらしい)を導入してきたフェラーリやルノーが、今のところはパフォーマンスアップを見せている辺りが、それを尚のこと引き立てている。
(もっとも、大量のアップデートを持ち込んだ挙げ句2台ともQ2落ちを喫したメルセデスみたいなチームもある訳で、開発の方向性が重要な訳だが。)
そのブロウン・ディフューザー、マクラーレンはイギリスGPから導入とのことで、僅かな出遅れが少なくとも現時点では大きく響いている感を受ける。

しかし。シーズン中のテストが禁止されている状況下では、ブロウン・ディフューザーの本家レッドブル以外の採用チームは、ここまではよくてもレースディスタンスを走った際にどんな影響が出るのかが不安要素だろう。
マクラーレンのエンジアリングディレクターであるP・ロウは、特に高熱がマシン後部パーツに与える影響について慎重になっているようだ。
http://f1-gate.com/mclaren/f1_8090.html
彼の心配が的中した場合、極端な話マシンが尻から火を出しながら吹き飛ぶという事にもなりかねない。現在のF1はカーボン素材をメインに使っているからあり得る。それに、ブロウン・ディフューザーを前提としていないリアサスペンションシステムは全面的に作り替えるようだし、付け焼き刃の後工事では最適化は難しいし信頼性の確保も不安要素だ。取り回しによっては劣化が酷いこともあるだろう。
まぁとにかく走らせてみるしかないし、最初のうちは壊れるのも仕方ないだろうな。これはFダクトよりも困難な実装だからね。

そんなとこ。

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posted by 環螢 at 22:43 | TrackBack(0) | F1その他レース関連