2010年06月28日

[F1]ヨーロッパGP決勝。

…ぐぁー…何なんでしょうかこのド湿気は…?
もはや息をするのも苦しいレベルだなぁ…。


さて、お題の件。
細かい話はF1ニュースサイトでご覧頂きたい。以上。

と、これで終わってはナニなのでちょっとだけ。
バレンシアはコース自体がつまらないのでレースもつまんないものになるかと思いきや、案外そうでもなかった。
その立役者は言うまでもなくM・ウェバーと可夢偉くん。
10周目のウェバーとコバライネンの大クラッシュによるSC、その時にピットに入らずステイアウトし、プライムタイヤで引っ張る判断をした可夢偉くん。ザウバーのマシンでは限界だっただろうハイペースで長いこと3位を走行、これがチャンスを引き寄せる糸口となったのは皆さんもおわかりだろう。

彼は53周(全57周)でタイヤ義務消化のためピットインした訳だが、これには疑問が残る。彼のタイムはネガティブデグラデーションのため上がり続けており、トップクラスのタイムを刻んでいた。あと数周粘っていれば、比較的楽にアロンソやブエミの前・7位でコース復帰が可能だっただろう。予定されていたとはいえ、そこは柔軟な作戦変更が出来なかったものだろうか?
その後、彼はコース上でアロンソとブエミをオーバーテイクして、自力で7位をもぎ取った。それは大金星と言っていい素晴らしい走りではあった。言うまでもなく称賛に値する。
が、それは全て結果オーライだったからであって、仮に接触でもしてリタイヤしていたら評価は正反対になっただろう。彼の勇気あるファイトは大いに認めるが、そういうリスクをドライバーに極力背負わせないのがチームの仕事ではないのか。
今回の7位入賞は、可夢偉くんのドライブとラックがもたらしたものであって、ザウバーチームは戦略の詰めの甘さについて反省しなければならないと思う。

あと印象的なのがフェラーリ。だが残念なことに走りがではない。あのチーム、社長からドライバーに至るまでぐちぐちと文句ばっかり言い続けている。自分たちは抜け駆け的に姑息な「事前テスト」までやっておきながら、上手くいかないと誰彼構わず八つ当たりばかりだ。これが歴史ある名門チームと思うと情けなくなる。もう一方の雄・マクラーレンとは全く正反対だ。
特にアロンソ、今年の彼は明らかにおかしい。2007年のマクラーレン時代もそうだったが、納得出来る方向に事が運ばないと口もドライビングもおかしくなるのが彼の最大の欠点だ。今年の彼にチャンプの目はない、そう思える。

ところで、今回の話題の一つにブロウン・ディフューザーがあった。パドックでも「今回のレースは焦げ臭いよきっと」「あちこちで火を噴くのが見られるね」と噂されていたそうだ。
でも、実際にはそうはならなかった。どのチームもブロウン・ディフューザー周りのトラブルを起こすことなく無事にレースを終えた。ただ1台リアセクションを燃やしてリタイアしたヒュルケンベルクのウィリアムズは、皮肉なことにブロウン・ディフューザーを導入していない。

ただ、予選はともかく決勝でブロウン・ディフューザーの効果があったかと言えば、そうでもなかったようだ。予選までは今ひとつだったマクラーレン(ブロウン・ディフューザー未導入)が2-3フィニッシュと、とても「防衛戦」とは思えない戦いぶりを見せつけ、やはりレースはマシン性能だけでは決まらないと証明して見せた訳だ。

最後にもう一つの話題として、SCにまつわるペナルティの話がある。確かにスチュワードの動きは遅すぎたし、ハミルトンに対するペナルティが軽すぎる(彼はGP2で同じ事をやった前科者でもある、どうも彼は遵法精神というものが薄いようだ)と言う声も理解は出来る。
が、それはそれ。ハミルトンは言い渡されたペナルティを、許される範囲内で努力しつつ粛々と受け入れた上で2位を獲得したのだし、他の計9名に対するレース後のペナルティが、たったの5秒加算と意外なほど軽かった(ハミルトンはドライブスルーで20秒以上を失っている)ことで、比較論ではあるがハミルトンは充分に罰を受けたとさえ言える。
フェラーリは、ハミルトンの順位が落ちなかったのはおかしいと言っているが、それは状況が生み出した結果に過ぎない。それが納得出来ないというのなら、あとはもうペナルティはタイムロスを課すものではなく「何位落ちろ」という命令にするしかないだろう。だがそんなので本当にいいのか?
ペナルティに関するスチュワードの対応は今後議論されるべきだとは思うが、結果に対してぐちぐちと文句を言い続ける姿は、はっきり言って見苦しいと言っておこう。

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posted by 環螢 at 18:15 | TrackBack(0) | F1その他レース関連