2017年05月17日

強度のアレルギー持ちが白髪染めに苦労する話。

やぁみんな、GWはどうだったかね?僕は一度川崎まで飲みに行っただけで無為に過ごしたよ(泣)。
などという話が風化しつつあるくらい間が空きましたが…(汗)。

さて、今日はお題の通り毛染めのお話です。
リアル僕をご存じの方はおわかりでしょうが、僕は白髪がかなり多いです。初めて発見したのが中学生の時というくらいなので、かなり筋金入りの若白髪体質です。
それでもまぁある程度の年齢までは特に処置の必要も無いと思っていたんですが、特にここ5〜10年くらいはもう増え放題でしてね…実年齢より異様に老けて見えるので、かなりな悩みのタネな訳ですよ。見た目年齢やっぱり大事。

「それなら染めりゃいいじゃん?」
えーと、そんなに簡単に言わないで頂きたいんですねこれが。
実は僕はかなり強度なアレルギー体質でして、チビの頃は小児喘息持ちでした。それで、当時としては多分珍しかった減感作療法(反応が出ない程度にまで薄めたアレルゲンを体内にわざと入れることで体を慣らしていく治療法)を8年ほども続けて、ようやく埃系のアレルギーは克服したという経験の持ち主です。
現在は目下のところ、スギ・ヒノキ花粉症持ちです。食物アレルギーがないのだけは不幸中の幸いですが(アレルギーテストにより判明)。

(余談ですが、当時の減感作療法は、舌下減感作療法がある今と違って皮下注射しか方法がなく、週1〜月1の間隔で延々と注射を打たれに通院するんですよ。
最初はアレルゲンエキスが薄いから注射の痛みだけで済みますが、終盤に入ってくるとエキスがどろっとゼリー状になってきて…完全に吸収されるまで打たれた部位で山になってて痛い痛い。しかもやっぱアレルゲンなので痒いし熱を持つし…結構辛い上に、誰でも効果が出るとは限らない治療法です。効いた僕は幸いでした。)

でだ。美容室や市販の毛染め(染毛剤ってヤツですね)だと、まず間違いなくジアミンで頭皮が死ぬだろうということで、いわゆる「ヘアカラートリートメント」というヤツや「毛染めシャンプー」といったヤツを、相当量試してきているんですが…
これがですねぇ、どんなに頭皮に優しいと謳われた製品であっても、使った直後から痒みが出て、翌日には頭皮に黄色いリンパ液が浮いてきてガビガビに固まっちゃうと言う、どこからどう見てもアレルギー反応よねこれって状態になっちゃう訳ですよ…。

長い年月掛けてだいぶ多くの製品を試して、もう選択肢はいくつもないよという状態にまで追い込まれて、さて一体自分はそれらの一体何にアレルギーを起こしているのかなと、これまで使ったものの成分を突き合わせていったんですよ。
水やグリセリンなど、普通のシャンプーやトリートメントにも入っててまぁ問題ないよねという共通成分は除いて見ていくと…
残った共通点は何と?染料色素!どの製品にも「塩基性染料・HC染料」というヤツが含まれているんですね。
染めたいのによりによって染料が原因…?神は残酷だ…。

これら「塩基性染料・HC染料」は、一般に安全と謳われているものではありますが、日本で化粧品類に添加してよいことになったのは2001年という、歴史の浅い合成染料で実績がありませんし、一般に毛染めのアレルゲンと言われる「ジアミン」・PPDと同等以上の感作能(アレルギーを引き起こす能力)を持つものがあるというデータもあるようです。(東京都健康安全研究センター報告(PDF、難しいので注意)。)
具体的には、調査の範囲では

・塩基性青99
・塩基性茶17
・HC青2
・HC赤3
・HC黄2
・HC黄4
・HC黄5

辺りがかなりヤバいらしく、しかもこれまで使ってきた製品は、全てこいつらが最低3種以上は組み合わさって使用されています。利尻なんちゃらってヤツもそうです。アレルギーのために作ったとか謳ってるMなんとかってヤツもそうです。
使用歴史の浅い日本ではこれら色素へのアレルギー報告が少ないだけで、その辺の歴史が長い欧米ではかなりの症例がある模様。

では、それらを使っていないヘアカラートリートメント製品って無いのか?と思って軽く捜してみたら案外あっさり見つかりまして。
宣伝になるから製品名は伏せた方がいいのかな?とりあえず伏せ字で。
資○堂・プ○オール。

これは厳密には「ヘアカラーコンディショナー」で、ヘアマニキュアとかカラーリンスの仲間になります。そして本来は女性向けの製品です(汗)。えーい構うか男も女も人間だ!(暴論)
使い方自体は、他のヘアカラートリートメント製品と同じですが、染料の違い(こちらは酸化染料ですが、何か独自の工夫をしている模様です。)により、他製品より色が入るのに時間がかかる上に落ちるのも早いので、他製品のように一度入ったら週1〜2回という使い方では色が保たず毎回使う必要があります。本来なら避けたい製品です(汗)。

しかし、背に腹は代えられず。お値段も他製品よりかなり安いので、とりあえずこいつのダークブラウンを試してみることに。これでダメならもう、いわゆるお歯黒式って言うかなり扱いにくくて黒にしか染まらないヤツくらいしかないですね。事実上の最後のチャレンジです。

えー、すっ飛ばしますが、結果です。
本日まで8回使用、少なくとも僕の頭皮には何ら問題は起きていません。やはり僕は塩基性染料・HC染料アレルギーで間違いないようです。
色の入りですが…まぁ入るには入りました。遠目ならダークブラウン/黒に見えるでしょう。ただ、やはり「黒いところはより黒く、白いところはそれなりに」と言うレベル止まりですね。まぁこの手の製品はみんなそんな感じで、ヘアカラーのようにしっかり染まることを期待していた人たちが盛んに「染まんない染まんない」と叫んでいる、そんな程度のものです。
ですから、後はこのレベルが保ってくれれば御の字でしょう。

最後に、将来的なことを含め問題が2つ。
この製品、量が多めに入っているとは言え、やはり毎回使うと減りが早いです。僕は(女性と比較すれば)ショートヘアなので使用量が少ないはずであるにも拘わらず、もうかなり無くなってきています。最低2本/月は必要かなと。そうなると面倒なだけでなく金額的にも他製品と同程度になります。美味い話はないですね。
もう一つは…やはりアレルギー。今は何ともないとは言え、このまま使い続けていくとどうなるかはわかりません。アレルギーって、ある閾値を超えると突然襲ってくるので、そうなった場合には止めるようです。そこは今心配していても仕方ないんですが、強アレルギー体質なんですから、若干の覚悟は持っておいた方がいいかと思っています。

しかしなぁ…髪の色素はメラニンなんだから、直接メラニンを押し込む毛染めとか出来ないのかな。出来ないんだろうなぁ。

今回のエントリーは、あくまでも「僕の場合はそうでした」という参考程度でお願いします。体質は人によって違います、そして変わります。体調によっても違います。
あくまでノークレームノーリターンでお願いします。←オクかよ(^^;)


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posted by 環螢 at 22:00 | TrackBack(0) | 雑記