2011年03月29日

[F1]開幕戦・オーストラリアGP

まぁ、ちょっとだけ。本当にちょっとだけ。

・予想された通りレッドブルは速かった。しかし、KERSを「使わない」のではなく「使えない」のではないか、しかも搭載すらしていないのではないか…と考えていたが、その通りだったのは逆に意外。
では、「速い」レッドブルがKERSを搭載したらさらに速くなるか?それは何とも言えない。ニューウェイの悪い癖?で、KERSにも過酷な要求を突きつけたようで、それに沿って出来上がってきたコンパクトなKERSシステムは、今のところまだ正常動作するかも怪しい代物らしい。
そして、いかにコンパクトといえども、重量的には他チームと大差ないはずで(重量の大部分は400kjの蓄電池が占めるため)、当然車重は重くなるしバランスも変わってしまう。
今季は前後の重量配分がレギュレーションで決められているので、それは守らなければならないが、そのために望まない位置にバラストを載む事でモーメント特性が悪化する可能性もある。そうなると折角のコーナリングの優秀さが死んでしまう。
実際のところは、搭載してくるまで解らないが。

・こちらは予想に反して、マクラーレンが生まれ変わったように速くなった。排気周りのシステムを再設計してきたとの事だが、それが基本レッドブル式であることはともかく、やると決めたらもの凄いスピードでものにしてしまう…その底力は改めて恐ろしい。
そして、そうやって改良されたMP4-26は、タイヤに厳しいドライビングと言われるハミルトンをして、レッドブルよりも良好なタイヤマネージメントが可能な素性の良さに仕上がっている。それがハミルトンの2位に結実した。
ただし、このチームは伝統的にどうもレギュレーションを甘く見すぎている嫌いがある(特にR・デニス体制からM・ウィットマーシュ体制に移ってから顕著)。それがバトンのペナルティとなって現れている。
ここを直さないと勝てるものも勝てない。

・こちらも意外だったが、フェラーリの不調ぶり。ただ、アロンソはそれなりに戦えていたのに対し、マッサは…。
足回りも案外と「冷え性」で、かといってタイヤにやさしい訳でもない。
どうするつもりなのかな。

・色々と興味深い走りを見せてくれたザウバー。折角いいマシンを造ってきて、さい先のよいダブル入賞…と思ったらリアウィング規定違反で失格とは…。どうやら製造上の誤差のチェックミスらしいが、そんなつまらないミスでポイントを逃すような事をしていたら、チーム自体のモチベーションが下がってしまう。
J・キーが言う通り「何ら性能に寄与していない」のなら、きちんと造ればいいだけの事なのだから、しっかりして頂きたい。
あと、ペレスは可夢偉にとって案外強敵になるかも知れない。

・最後。
今レースは市街地コースであり夕刻という「普通ではない」コンディションだった。上述の事柄含め、まだまだ数戦は見ていかないと大勢は見えてこないだろうね。

以上。

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posted by 環螢 at 23:26 | TrackBack(0) | F1その他レース関連
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