2010年09月23日

バブルの徒花・レイトンハウスCG901B

1年以上ぶりの久々な、1/43 F1モデルカーのレビューでございます。
買ったのも1年ぶりくらいだよ。つまり前回から買ってない、と。

ではお品の方にまいりましょうか。
今回のお品は、1/43 レイトンハウスCG901B・ジャッド(1990年型)です。
メーカーはMINICHAMPSブランドのPaul's Model Art(PMA)社。F1のモデルカーを主力にしている最大手メーカーで、その質には定評がある一方、やたらとパッケージとかデカールとかだけ変えた派生品を鬼のように出して顰蹙を買っているメーカーでもあります。
前回のマーチ881のレビューの時にも書きましたが、個人的に待望の一品だけに、期待半分不安半分だった訳ですが…さて?

※なお、品名は「MARCH C901」と誤記されていますが、マーチはこの年:1990年にレイトンハウスに買収されて正式なチーム名称から「MARCH」の名は消えていますし、「C901」ではなく「CG901」です。

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また、CG901は前期型の無印(CG901)と、第7戦フランスGPでデビューした後期型のCG901B(通称)の2種がありますが、このモデルは形状からして後期型CG901B(恐らくフランスGP仕様)を再現しています。

まずはオーバービュー。

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奇才:A・ニューウェイが、当時全力を出し切るどころか全力以上を出しまくってしまった「怪作」と呼んでいいマシンです。あらゆる贅肉を徹底的に削ぎ落とし、さらには皮まで剥いで筋肉や骨格が剥き出しになってしまったかのような、空力の極限を突き詰めすぎたマシンといえるでしょう。
その追求は、ドライバーをも犠牲にするもので、当時のドライバーであったI・カペリとM・グージェルミンは異口同音に「居住性と操作性は最悪、あのコクピットで1レース完走するのは至難の業だった」と懐古しています。特にフットスペースの狭さは劣悪で、ペダルを踏み違えることも度々だったということです。
あまりにも削り込まれすぎたコクピットスペースは、鍛えられた一流のF1ドライバーをして1レースを走りきるのが精一杯、毎回マシンを降りると脚に青痣がいくつも出来ていたと言うほどですから、いかに人間工学を無視した造りだったかが容易に想像出来ます。

そんな事になってしまった原因は、実はエンジンにあります。マーチ→レイトンハウスは、自動車メーカー系の強力なワークスエンジンを獲得出来ずに非力な市販エンジン(871はコスワース、881〜CG901Bはジャッド)を使わざるを得ませんでした。
CG901Bに搭載されていたジャッドEV・V8エンジンは、一応マーチ→レイトンハウスのために設計された専用エンジンではありましたが、所詮はエンジンチューナー製であり、非力な事に変わりはありませんでした。
そこでニューウェイは、当時自動車メーカー製比で100馬力差とも150馬力差とも言われた圧倒的なパワー不足を空力で補う他に打つ手がなかったがために、このような極端なマシンをデザインせざるを得なくなったのでしょう。

CG901Bは、その強烈な個性ゆえ「記録より記憶に残るマシン」といった、別次元に行ってしまっている感があります。ごく一部の適性にフィットしたコースではとんでもなく素晴らしい速さを見せた一方、苦手なコースでは予選落ちを何度も喫するといった、安定性という言葉とは全く無縁のマシンでした。
一種異様な美しい魅力を持ったマシンではありましたが、それが必ずしもいいマシンとは限らないという事を証明してしまったとも言えるでしょう。

このマシンのハイライトは、何と言っても後期型CG901Bのデビュー戦である1990年第7戦・フランスGP(ポール・リカールサーキット)。コース特性とぴったり合ったCG901Bは、タイヤ無交換作戦により途中まで1-2走行を披露し、2位のグージェルミン車はトラブルで途中リタイアしたが1位のカペリ車はラスト2周までトップを守り、エンジントラブルでフェラーリのA・プロストにトップを譲ったものの2位表彰台を確保。
このレースをリアルタイムで(と言っても当然TV放映だけど)観ていた僕は大興奮し「エンジンさえ保ってくれればなぁ…」とがっかりもしたものでした。

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さて、モデルの出来に関してですが…正直に言うと細かい点が甘すぎてがっかりしています。大まかな形状はイメージ的にもしっかりしていて印象は悪くないんですが、色々と残念なアラが多いんですよね。
写真だとわからないでしょうが、歪みや傷に接着ミスなど工作精度が低く、その辺にMINICHAMPSの製造管理力低下を感じます。
また、ディテールについて物足りない点も多々あります。細かい部分の省略も、いつもの同社製品より多い印象。また実車の特徴である「鋭いエッジ」がスポイルされて、随分と丸っこくなってしまってます。以前買ったウィリアムズFW14ではそんな事はなかった辺り、原型製作の技術力も落ちていると実感します。
前回レビューした、Spark model社のマーチ881と比較すると、一長一短はあるものの、総合的には(特に製作精度において)完敗しています。こうなるとSparkにもCG901Bを作ってみて欲しいなぁ…とつい思ってしまいます。

そこで、Sparkの881と並べてみましょう。

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「レイトンブルー」「コーラルブルー」と呼ばれた、全身に纏っている特徴的な青は、実車の映像では青にも緑にも映るという微妙な色で、再現が非常に難しい色ですが、見た目には両社のモデルともほぼ同じに見えます。
再現度の差は、ディテールに現れてきます。
Sparkの881では再現されているカウルのパーティングラインや無線アンテナは、MINICHAMPSのCG901Bでは省略されています。このスケールでそう言う細かいところを再現する事の是非については議論があるかも知れませんが、手抜き感を与える一因ではあると個人的には思っています。
ちなみに、実車にはこのようなパーティングラインや無線アンテナが付いてます。
(なお、プッシュロッド付け根の上部にある穴(恐らくサスペンション調整用だと思われますが、あるいはパーツがカウルに干渉していたのかも知れません。このマシンならあり得る話です。)は、「CG901B」のデビュー戦である第7戦・フランスGPの際には空けられていませんでした。よって、このモデルはフランスGP仕様であるとやや消極的に証明されるでしょう。
ちなみにこの穴、確認が取れた限りでは、1990年シーズンを通して、モナコGPのカペリ車とフランスGPの少なくともカペリ車以外では全て空けられていたようです。シャシー個体の問題かとも思いましたが、カペリはモナコではシャシーNo.001、フランスではNo.003を用いていたようですから、そういう訳でもないようです。とりあえず謎と言うことで…。)

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ついでですが、MINICHAMPS製モデルカーの悪い癖として、本来一体であるはずのヘッドレスト部分を別パーツにしてしまう事があり、このモデルでもそうなってしまっています。たまたま配色の境界と重なっているためほとんど気になりませんが、例えばマクラーレンMP4/5などでは露骨に目立って質を落とす一因になっています。
ダイキャスト成形上の問題なのでしょうが、もう少し何とかならないものだろうか、と。

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この点、Sparkではこのように一体成形し、インダクションを艶消し黒で塗りつぶす事で処理しています。言ってみれば誤魔化しなんですが、時にはこの方が印象がいいと思われます。

今度は、CG901Bがどのくらい徹底した贅肉落としをしていたかを見てみましょう。
シャシーそのもののシェイプは、前年型:マーチCG891で既に完成(限界)の域に達しており、CG901(B)でもそれほど変わっていません。
CG901(B)がさらに削り込んだのは、主にコクピットからノーズ部分に集中している感があります。

サスペンションアーム(プッシュロッド)の付け根が突起しているのは、機構が納められないほどノーズを絞り込んでしまったからです。これじゃ青痣の一つも出来る訳ですよね。

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実車ではこんな具合に、ノーズそのものだけでなくノーズ側面下部をもさらにがっつりと削り込んでいます(この処理は実はマーチ881からごくごく控えめに導入されています)。こんなのでペダルが3つ並ぶのか?と疑問になるほどの徹底ぶりです。
(M・グージェルミン(No.15車ドライブ)は、F1ドライバーの中では大柄であったことから、このマシンに乗り込むのは相当難儀したらしく、ドライブシューズの先端をカットすることで何とか足を納めたとか。)
残念ながら、このモデルでは、このノーズ下部絞り込み部分があまり忠実ではありません。

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そして最後に、同じMINICHAMPS製であり同じニューウェイがデザインしたウィリアムズFW14(1991年)とも並べてみましょう。

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こうしてみると、CG901Bがいかに無茶な削り込みの仕方をしていたかがわかるでしょう。FW14のフォルムはむしろマーチ881に近いくらいの「先祖返り」をしています。こちらは以前載せた881とFW14の比較です。

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ルノーワークスエンジンの豊かなパワーのお陰で無理をする必要が無くなり、この事がFW14に居住性に余裕を与え空力を始めとするマシンバランスの安定をもたらし、真に勝てるクルマに仕上がったと言えます。 その意味では、FW14こそ本来ニューウェイが創りたかったCG901の姿だったのかも知れません。


レイトンハウスCG901Bは、日本バブルの資金力にも拘わらず自動車メーカー系の強力なワークスエンジンを獲得出来なかったレイトンハウスチームにあって、その豊富な資金力がシャシー開発の方向で「暴走」した結果生まれた「徒花」でした。
その姿はまるで、進化の迷路に入り込んだ結果滅亡した生物の姿を思わせるものがある…そう感じています。それがより一層、CG901Bの儚い美しさを際だたせている…そう思っています。


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2009年08月21日

懐かしのレイトンハウス・マーチ881

「またオモチャかよ?」「はい、そうですよ。」と開き直ってみる。
このくらいしか生きてる楽しみなんてないんだ、勘弁してくれぃっ!

今回のお品は、1/43 レイトンハウス・マーチ881・ジャッド(1988年型)です。
約1ヶ月前に入手したブツでございます。
メーカーはSpark model社(http://www.sparkmodel.com/)。市販車やル・マン24時間のレーシングスポーツカー系統を主力にしているようです。F1もヒストリック系や他社が出さないスキマ系(苦笑)を狙ってラインナップしていますが、傍系といえるでしょう。
いずれにせよ、希少品に違いはありません。F1を主力にしているMINICHAMPS社などはまぁ出さないだろう代物です。
本当はこれじゃなくて1990年型のCG901B('90年フランスGP仕様)が激烈に欲しいんですが、製品化されていないものは手に入りませんので、えぇ。

まずはオーバービューです。

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F1界希代のデザイナーであり、現在も先端を行く奇才:A・ニューウェイの、これがF1デビュー作です。
もう21年も前のマシンですが、そのスタイリングにはあまり古さが感じられません。
近年のマシンに比べればややずんぐりした印象は受けますが、基本的なシェイプ(というかデザインコンセプト)は、レギュレーションの影響とそれに適応した部分を除けば、現在のF1マシンと大きな違いはありません(一つ大きく違うのはノーズですね(後述))。言うなれば、今のF1マシンの直系のご先祖様でしょう。
当時は今と違って、まだまだ個性的なスタイリングのマシンが沢山走っていた時代で、これもその一つだった訳ですが、コイツの基本思想が生き残ったという事は、ニューウェイの先見性が如何ほどのものかを示していると思います。

モデルとしての出来は、細かいところにまで手の入った丁寧なもので、MINICHAMPS社のものに引けを取りません。ただ、接着剤のはみ出しがあったのは残念。って、その程度の不良はMINICHAMPSでもよくありますので。

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少し角度を付けて撮影してみましたよ。
さすがに今となっては実車と比較するのは困難ですが、印象としては非常にいいものです。
この角度だとかなりスマートに見えますね。有り体に言ってカッコいいです。不細工な今年(2009年)型のマシン群なんか目じゃありませんねー。

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左はこの時代に特有の大型ディフューザー。右のハイノーズ処理との組み合わせでダウンフォースを稼ぐ仕組みです。

※横道に逸れますが、「ハイノーズの元祖」を、1990年のティレル019だと勘違いしている人が多いですが、ハイノーズ自体は、
「前輪と後輪の間のフロアはフラットでなければならない」
という「フラットボトム規定」が出来た1983年から存在したアイデアで、ティレル019以前にも幾多のマシンが備えたシステムです。
以下はブラジルだかどこかのサイトからの拾いものですが、マーチ881のハイノーズ構造と、ティレル019との比較をした図です。

March881_bottomview.jpg Tyrrell019_and_March881_sideview.jpg

キャプションがポルトガル語なので読める方は少ないと思いますが、左は「ボトムビュー」、右は「サイドビュー」と書いてあります。
この図でわかるのは、ティレルはフロアパネル「だけ」を前輪まで伸ばす事でレギュレーションの文言を満たしたということです。結局これはロクな議論もないまま(と記憶しています)合法となり、現在まで続く手法となりました。
あとの事はどこかのF1講座でも見て頂くとして。

※あーあと、横道ついでに。
時折、このマシンの事を「CG881」と表記しているのを見かけますが、それは誤りです。「CG」が冠されるようになったのは翌年(1989年)型「CG891」からで、それ以前のマーチのマシン名は単に数字だけでした。
これは、当時マーチのエースドライバーだったI・カペリのマネージャーであるC・ガリボルディが1988年末に事故で他界したのを受け、哀悼の意を表するために故人のイニシャルである「CG」をマシン名に冠する事になったためです。

ところで、このモデルにはタバコデカールが付属する(注:現在はタバコ広告規制のため、模型にもタバコ関連のロゴマークは貼って出荷できないんですよ。例え当時の実車にはあってもね。)と説明があったんですが、どこにも見当たりません(汗)。
それ以前にマーチのマシンにタバコのスポンサーは無かったはずだが…と思っていたら…

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こんなところに貼り付けてありました(苦笑)。
しかし、これ一体どこに貼るんだろう??と考える事しばし。…わかりました。マシン本体じゃありません。

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…ヘルメットはともかく、上腕部みたいなこまいところに貼れるかい!ドライバー人形は固定で取り出せないんだぞ!
まぁ、デカール用の接着剤を手に入れるまでは今のままですな。
※ちなみに当時はマールボロ(フィリップモリス社)がチームとは別にドライバー個人に対するスポンサードプログラムを行っており、それを受けているドライバーは「マールボロドライバー」と俗称されていました。 このマシン(No.16)を駆るカペリもその一人だったので、ヘルメットやスーツにマールボロロゴを付けていた訳です。

最後に、以前購入した、同じくA・ニューウェイがデザインしたウィリアムズFW14・ルノー(1991年)と並べてみます。

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FW14は僅か?3年後のマシンだけあって、基本的シェイプはほぼ同一と言って差し支えないでしょう。FW14の方が若干ノーズが高く、そのためウィングの取り付け部分の形状が控えめに曲面となっています。

こうして並べてみると、マーチ881のエンジンカウルが妙に大きく感じます。これは恐らくですが搭載エンジンの問題と思われます。
マーチ881のエンジンは市販のジャッドCV・V8エンジンですが、バンク角が90°で幅が大きく、またベースが古いホンダF2用エンジンでそれに改造に改造を重ねた九龍城のような代物で、V8としては無駄に大きかったものです。
ニューウェイは空力を重視してエンジン全体をカウルで覆う選択をしたため、こうなったのでしょう。実際、同じエンジンを搭載するウィリアムズFW12も背中の大きなマシンです。

対して、FW14のエンジンカウルがすっきりとコンパクトにまとまっているのは、搭載しているルノーRS3・V10エンジンがバンク角67°と幅が狭く、また新設計のワークスエンジンなのでシェイプアップがよく進んでいて小型だった事、それによりエキゾーストパイプの取り廻しも低く抑えられた事に依るのではないかと。


それにしてもこの2台、881のレイトンブルーといいFW14の日本企業ロゴといい、バブル臭がプンプンしますなぁ。
今となってはウソのような時代でした、という事で締めとしますよ(苦笑)。

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2009年07月19日

「最初の愛車」AAシティを買ったよ。

と言っても、当たり前だが本物のクルマじゃない。1/43スケールのミニカーだったりします。

我が愛車:ホンダ・シティ。今も乗っているE-GA2型(ほぼ最終型)は、愛車としては2代目。その前に乗っていた「最初の愛車」が当然ある訳です。
その「最初の愛車」もホンダ・シティ。ただし、型はE-AA型(1981年式)、いわゆる「初代シティ」です。そのミニカーを買った訳です。自分の乗っていたクルマはこういう形で手元に置いておきたい、と言う意味での購入です。
その意味では、本当は今のE-GA2型も欲しいんだけど、残念な事に一般には不人気車種ゆえ、商品化と縁遠いんですね(泣)。少し前のジムカーナ競技では、「GA2でないと勝てない」ってほどの人気車種だったんですけどねぇ…。


さて。実は手元には、AAシティのミニカーが2台あったりします(汗)。

1台は4月に買った「国産名車コレクション」ってムック本(いわゆる「分冊百科」もの(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E5%86%8A%E7%99%BE%E7%A7%91))の付録(と言っても本とミニカーのどっちが付録だか…)で、ミニカー制作はノレブ社(http://www.norev.com/(注:フランス語))とかいうフランスのメーカーらしいです。
カラーリングは選択の余地なくイエロー。
値段は約2000円。

そしてもう1台は、半月ほど前に購入した、こちらはれっきとした?単体販売の製品。エブロ(EBBRO)社製(http://www.ebbro.co.jp/)。メーカーサイトを見る限り、日本(静岡)の会社のようですが。
カラーリングは所有していた実車に近いブルー。(だから既に1台持っていながら買ったんですが(苦笑)。無駄遣いというなかれ、こういうものは1ロット作りきりが基本なので、後からでは手に入らないのだ。)
値段は約4000円と、前者の倍します(汗)。

で、こんな感じ。

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こちらが4月に買った分冊百科付属のノレブ製。当然というか、初代シティのシンボル的存在であるモトコンポ(初代シティ搭載専用バイク)は付属していません。無論というか、実車の場合も別売でした(笑)。
出来は値段なりかな、と。仕上げはちょっと(かなり)粗いですが、原型はなかなかの出来です。パッと見の雰囲気は決して悪くありませんが、じっくり見れば見るほど細部や仕上げの粗っぽさにガッカリする出来、と(苦笑)。

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そしてこちらが先日買った単体製品のエブロ製。
こちらはモトコンポが付属しています。しかも、単体とトランクスペース収納状態の2台。
そのモトコンポですが、

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スタンドが一応可動するので、何とか自立出来ますが、非常に不安定です。基本的にはケース内のブリスターに納めてディスプレイするものと考えるべき。
なお、僅かですが前輪がステア出来ます。

肝心のシティ本体ですが、ノレブ製と比べると、細部が非常に作り込まれた感じがします。パッと見はともかく細部はいい加減なノレブとは比較にならない再現度です。

dscn0285.jpg dscn0283.jpg

ワイパーやヘッドライトにグリル、それにリアグラスの電熱線パターンやエンブレムまで細かく再現してあります。肉眼では判別しづらいですが、写真を拡大してみると「CITY E」と、グレードまで書き込まれています。
モトコンポと併せ、とにかく細部にはこだわっているようです。

ところで、所有していた実車を撮影した写真が1枚だけ残っていますので、それを用いて実車との比較をしてみます。

img_6511.jpg img_6511_2.jpg

…何というか、必ずしも(値段が高い)エブロの方が忠実、とはいいがたい感じです。ボディワークの捉え方やフェンダーミラーのスケールは(安い)ノレブの方が忠実に感じます。ボンネット付近の雰囲気はエブロの方が優秀ですが、その他の部分はノレブの勝ち、かな。
特に側面下部の絞り込み方は圧倒的にノレブの方が優秀ですね。エブロはもはやかけ離れた感じになっちゃってます。


大まかな印象としては、
・「造型の大まかな掴みは正確だが細部の造りはいい加減」なノレブ
・「全体の正確性は必ずしも高くなく雰囲気優先で細部のディテール重視」のエブロ

という感じで、まぁ、一長一短です。
ただ、雰囲気は確実にエブロの方が上なので(実車と見比べなければ)値段分の満足感はあるでしょう。

以上、レビューでございました。


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2009年07月14日

チャリ欲しい。

という訳でチャリが欲しい。
チャリも欲しいがもっと欲しいのが置場(汗)。

実はうちは少々特異な庭構造をしている。
事務所をやっている関係上、自動車の駐車スペースは無駄に?4台分もあるが、自転車を置けそうな空間がどういう訳か存在しないんだ。

いや、空間がない訳じゃないんだ。あるんだけど、どこにどう置いてもひたすら邪魔な存在となるのは目に見えている。
そうなると折り畳み自転車の出番なんだろうけど、これはこれで色々と問題があるようだから、ねぇ。

そもそも何でチャリが欲しいのか?これまた色々と事情があるんだけど、言える範囲では、自宅=事務所の環境下で、少しでも出不精と運動不足を解消するためのツールって感じだな。ついでに近場へのアクセスに利用ってとこ?
徒歩はやっぱり億劫で続かないし、行ける範囲に限りがある。
かといってクルマは常に行った先の駐車スペースを気にしなきゃなんない。これはこれで億劫になる。そもそも運動にならないし。

その点、チャリはいろんな意味で気楽なんだ。クルマよりは圧倒的に駐輪に関する負担が少ないし、歩きでちびちび進むより当然速いから、億劫にもなりにくい。徒歩より楽に思えるけど、実は徒歩より消費エネルギーが大きい代物でもあるし。
もちろん、徒歩とは使う筋肉が違うけど、何もしないよりはずっといいでしょ。

あぁ、もう一つ。少しでもストレスの発散に役立てばなぁ、という淡い願いもあったり。
それから、電動アシストなどというものは不可。全部自分の力で進むから意味があるのだ。言ってみれば簡易トレーニングだからな。

という訳で、何とかならんかなぁ…。

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