2014年04月30日

運命の日・R

1994年サンマリノGP。悪夢のような週末。

こう聞いて、大多数の人はこのGPで命を落とした故A・セナの事を、その事だけを思い起こすだろう。
しかし、20年前の今日:4月30日に同じGPで命を落としたドライバーがもう一人いる。恐らくはF1ファンでも思い起こさない、それどころか知らない人もいるだろうから、急遽エントリーを起こした次第だ。

その人:故R・ラッツェンバーガー。最終所属チーム:シムテック・フォード。
1994年サンマリノGP・4/30に行われた予選2日目のクラッシュで亡くなった。300km/hオーバーでのウォール激突でほぼ即死だったという。
F1にステップアップする前に日本で約4年間走った彼。ジュニアカートで来日した以外F1に上がるまで日本で走っていないA・セナよりもよほど日本と縁深い存在であるにも拘わらず、日本で彼の事故死を語るものが殆どいないのは、何という不条理か。

これ以上僕がクタクタと語るよりもWikipediaの記事を読んで頂いた方がいいと思うので、リンクを張っておく。
Wikipedia-ローランド・ラッツェンバーガー

彼の事を忘れていた人は思い出して欲しい。知らない人は知って欲しい。


明日:5月1日は、A・セナの命日だが、特にエントリーは起こさない。僕が語らなくとも、多くの人が語るだろうから。
ただひと言だけ言うなら、あれからもう20年も経つのか…と言う何とも言えない感情は抑えられない。

このGPの次:1994年モナコGPでは、ザウバーのK・ヴェンドリンガーがやはりクラッシュで約1ヶ月の昏睡と、事実上のF1キャリアを失っている。
この年のF1はこういう危険な状態であった事、そして彼らだけでなくそれ以前からの多くの犠牲の積み重ねの上に、現在の「少なくとも命の危険までには及ばない」安全なF1がある事を、覚えておいて欲しい。

web拍手 by FC2
posted by 環螢 at 22:28 | TrackBack(0) | F1その他レース関連

2012年10月07日

F1日本GP決勝ちょっとだけ。

久し振りにF1話です。

可夢偉くん母国・日本GP3位表彰台おめでとう!1990年の亜久里さんとは全く違う、スタートからトップ勢として戦って勝ち取った3位(いやもちろん、亜久里さんもあのポジションにいる走りをしたから3位になれた訳で、それで亜久里さんの3位の価値が落ちる訳では決してないんですが。当時のラルースの低い戦闘力からすれば奇跡みたいな状態だったし(汗))、本当にしびれました。
ずーっとバトンとのバトルで気が気じゃなかったし、どっちも表彰台に上がって欲しかったのでもやもやしてたけど…ごめんねジェンソン、今回はこれで我慢して…。

そして「ミサイル君」…今回はウェバーにロックオン…CSの解説で川井ちゃんも言ってたけど、彼のあれは直らないな…。とにかくスタートすると周りが全く見えなくなるようで…資質的にどうなの?とブーリエさんに訊いてみたい。

ミハエル…やはり精彩無いなぁと。この週末に再度の引退を発表した彼、個人的に昔から好きなドライバーではなかったけど、「中年の星」としては期待があったので…。
一度引退してカムバックというとN・ラウダ氏を思い出すけど、ラウダはそれでチャンプ獲ってるし、それを思うと1勝も出来ずに再引退というのは…現代F1の厳しさかなぁ。

次週もF1が開催される訳ですが、開催場所が場所だけに、可夢偉くんはほとんど映らないと思っておいた方がいい(映った時は何か悪い事が起きた時)ですが、そんな完全アウェー戦でも可夢偉くんにはさらなる上を目指して戦ってきて欲しいですね。


…というかさ、入国拒否とかされないだろうな…?冗談抜きでやりかねないからなぁ…。

web拍手 by FC2
posted by 環螢 at 22:52 | TrackBack(0) | F1その他レース関連

2011年04月14日

[F1]今さらだけどマレーシアGP。

明日からはもう中国GPなんだけど、一応ね。

懸念されていた雨も(ほとんど)なく、大した波乱もないGPだった。傾向も開幕戦とそれほど変わらず。
ただ、レッドブルは冷却に非常に苦しんでいるなというのがはっきり見えた。カツカツにデザインされたRB7は、KERSまで冷却する能力を持ち合わせていないようだ。
可夢偉くんは毎度毎度凄いな。彼の「どんな状況でも結果を出す能力」って、一体どこから来るんだろう?あやかりたい(汗)。

それと、今回に限った話じゃないけど、事後のペナルティが多すぎ。そう言うのって、却って興味を削ぐんじゃないか?

なんか、そのくらいしか言う事ないなぁ。以上という事で。

web拍手 by FC2
posted by 環螢 at 20:31 | TrackBack(0) | F1その他レース関連

2011年03月29日

[F1]開幕戦・オーストラリアGP

まぁ、ちょっとだけ。本当にちょっとだけ。

・予想された通りレッドブルは速かった。しかし、KERSを「使わない」のではなく「使えない」のではないか、しかも搭載すらしていないのではないか…と考えていたが、その通りだったのは逆に意外。
では、「速い」レッドブルがKERSを搭載したらさらに速くなるか?それは何とも言えない。ニューウェイの悪い癖?で、KERSにも過酷な要求を突きつけたようで、それに沿って出来上がってきたコンパクトなKERSシステムは、今のところまだ正常動作するかも怪しい代物らしい。
そして、いかにコンパクトといえども、重量的には他チームと大差ないはずで(重量の大部分は400kjの蓄電池が占めるため)、当然車重は重くなるしバランスも変わってしまう。
今季は前後の重量配分がレギュレーションで決められているので、それは守らなければならないが、そのために望まない位置にバラストを載む事でモーメント特性が悪化する可能性もある。そうなると折角のコーナリングの優秀さが死んでしまう。
実際のところは、搭載してくるまで解らないが。

・こちらは予想に反して、マクラーレンが生まれ変わったように速くなった。排気周りのシステムを再設計してきたとの事だが、それが基本レッドブル式であることはともかく、やると決めたらもの凄いスピードでものにしてしまう…その底力は改めて恐ろしい。
そして、そうやって改良されたMP4-26は、タイヤに厳しいドライビングと言われるハミルトンをして、レッドブルよりも良好なタイヤマネージメントが可能な素性の良さに仕上がっている。それがハミルトンの2位に結実した。
ただし、このチームは伝統的にどうもレギュレーションを甘く見すぎている嫌いがある(特にR・デニス体制からM・ウィットマーシュ体制に移ってから顕著)。それがバトンのペナルティとなって現れている。
ここを直さないと勝てるものも勝てない。

・こちらも意外だったが、フェラーリの不調ぶり。ただ、アロンソはそれなりに戦えていたのに対し、マッサは…。
足回りも案外と「冷え性」で、かといってタイヤにやさしい訳でもない。
どうするつもりなのかな。

・色々と興味深い走りを見せてくれたザウバー。折角いいマシンを造ってきて、さい先のよいダブル入賞…と思ったらリアウィング規定違反で失格とは…。どうやら製造上の誤差のチェックミスらしいが、そんなつまらないミスでポイントを逃すような事をしていたら、チーム自体のモチベーションが下がってしまう。
J・キーが言う通り「何ら性能に寄与していない」のなら、きちんと造ればいいだけの事なのだから、しっかりして頂きたい。
あと、ペレスは可夢偉にとって案外強敵になるかも知れない。

・最後。
今レースは市街地コースであり夕刻という「普通ではない」コンディションだった。上述の事柄含め、まだまだ数戦は見ていかないと大勢は見えてこないだろうね。

以上。

web拍手 by FC2
posted by 環螢 at 23:26 | TrackBack(0) | F1その他レース関連

2010年11月15日

[F1]最終戦・アブダビGP決勝。

という訳でごくごく簡単にね。

まずはベッテルくんワールドチャンピオンおめでとう。まだまだ荒削りではあるけれど、今一番速いドライバーである事は疑う余地はないし、韓国GPでのノーポイントから這い上がって来た辺り、精神力も上がってきている。
トップドライバー、そしてチャンピオンドライバーとしての貫禄はこれからだとは思うけど、彼はまだ若い(何たって史上最年少チャンプだし)。来期以降も期待している。

で、レースの話だけど。
CSの解説陣が言っていた通り、「守るものがなく積極的に攻めた者が上がり、守るものがあって安全策を採った者が下がった」、そんなレースだった。
表彰台の3人はいずれもドライバーズチャンピオンシップ獲得の可能性が低いかないかのいずれかで、失うものが少なくガンガン攻めた面子が占めた。これがレースだと久々に思った。

ただ、例えば2-3で締めたマクラーレンの2人に「守るもの」がなかったのかと言えばそんな事もなかったのは事実だ。マクラーレンには、最低限の死守ラインとして「コンストラクターズ2位」があった。フェラーリの成績如何では3位転落の危険性が残っていたのだ。ハミルトンにはまだドライバーズタイトルの可能性があったが、本人が「奇跡」と言い切ってしまうような状態で、どちらかと言えば重要度はコンストラクターズの順位のほうが高かったとすら言える。
しかし今回のマクラーレンには、辛うじてでもレッドブルと渡り合い、どん欲に前を狙っていけるだけの競争力があった。その事がポジティブに働いたのだろう。

一方勝利したベッテルには、少なくともコンストラクターズの順位を気にする必要は全くなかった(前戦でレッドブルはコンストラクターズタイトルを決めているから)。自分の事だけ、とにかく勝つ事だけを考えればよかったし、そうするしかなかった。
その辺の微妙な心理の差がこの結果になったのでは、と思える。

アロンソとウェバーについては語る必要はないだろう。守りに入って悪循環に陥った、それだけだ。

※そうそう、アロンソについて。レースでは終始(ペースが遅い)ルノー・ペトロフの後ろを走る事になって、チェッカー後にペトロフに対して怒りの手を挙げていたが、あれは非常に頂けない行動だ。アロンソはペトロフに「ブロック」されていた訳ではない。あくまで同一周回で「バトル」をしていたのだ
いくらアロンソのほうがペースが速いからと言って、正当なバトルでオーバーテイク出来なかった相手に対して抗議の手を挙げるなど以ての外だ。これが2度のチャンピオンドライバーがする事なのだろうか?
「事が上手く運ばないと行動がおかしくなる」アロンソの悪い癖は残念ながら健在である事を国際映像は全世界に向けて配信した事になる。情けない話だ。

さて可夢偉くん。
んー、不発だったなぁ。色々と不運も重なったようだし、何よりザウバーのマシンのストレートスピードの遅さは如何ともしがたかったよね。でもハイドフェルドは入賞一歩手前の11位だったのを見てしまうと悔しいね。
まぁ、ポイントは取れなかったけど14位でもきちっと完走で終われた事を前向きに見ようじゃないか。

今シーズンのF1はこれで終わり。ただすぐに来季に向けたテストが始まる。特に今年はブリヂストンがこれでF1活動を終了し、ピレリがそれに代わるため、その分のテストがある。16/17日がブリヂストン最後の走行となるルーキーテスト、19/20日がピレリタイヤ初走行となるタイヤテストだ。
そう、来シーズンはもう始まっているのだ。
来シーズンは、暫定カレンダー通りに行ったなら年間20戦という前代未聞のとんでもない無茶なレース数となる過酷なシーズンだ。レギュレーションも変わりタイヤも変わる。今シーズンの結果は当てにならない。そう、今シーズンがそうだったようにね。

最後に、ブリヂストンについて。
14年間のサプライヤー期間を大過なく安定して高品質なタイヤを供給し続けて、その任を勤め上げた事は、会社にとっても日本にとっても大きな財産だと思う。本当にお疲れさま。そしてありがとう。

web拍手 by FC2
posted by 環螢 at 23:37 | TrackBack(0) | F1その他レース関連

2010年11月07日

[F1]ブラジルGP予選。

ごく簡単に。

いくらあの難しいコースコンディションだからと言って、まさかウィリアムズ、それもルーキーのN・ヒュルケンベルグがPPを獲るとは一体誰が考えただろう?万馬券なんてもんじゃないぞこりゃ(汗)。
確かにこの終末、彼は安定して速いけれど…PPだよ??? 無論いろいろな要素が絡んでの事だけど、彼は株を大きく上げたよね。

何というか、これのお陰で可夢偉くん霞んじゃったよね。というか、全ドライバーが霞んだというか(汗)。

まぁ、本番は今日の決勝だ。どんなコンディションであれ、さすがにヒュルケンベルグがトップを守るとは非常に考えにくいけど、チャンピオン争いをどれだけ掻き回せるかは興味深い。
とにかく、ここでチャンプが決まるような事だけはあって欲しくないね。

web拍手 by FC2
posted by 環螢 at 18:08 | TrackBack(0) | F1その他レース関連

2010年10月30日

レイトンハウスCG901とBの違い?

アクセスログを見ていたら、「CG901とCG901Bの違い」というキーワードで検索掛けてうちに辿り着いた方がいらっしゃったようで、あぁそういえばその件についてはこの前のモデルカーのエントリーでも触れてなかったなぁと思い、急遽エントリーを起こしてみました。

レイトンハウス・CG901とCG901Bは、厳密にはシーズン中の許された範囲内での改良であるため、基本的に同一車両と言えます。例えばマクラーレンのMP4/5(1989年型)とMP4/5B(1990年型)のような、異なる年度・レギュレーションにそれぞれ適応した「改良型だが別車両」とは訳が違います。
…あぁ、でも後述の変更には恐らくアンダーパネルの再設計が必要で、そうなるとクラッシュテストを通さなきゃならないから、別車両という言い方も出来なくはないのかなぁ…むー…(汗)。

と言っておいて何ですが、詳しい資料を持っている訳ではありませんので(当時は持ってたんだけどもうありません)、内部的な違いについては僕にもよくわかりません。せいぜい重量配分と「風通し」の見直しレベルと推測していますが、それこそ憶測のレベルを出ません。

外見的な差異は、主にサイドポンツーンの形状変更です。これは一目で解るほど違います。
見てもらった方が早いと思うので、当時のレイトンハウスが出していたニュースリリースをアーカイブしている、(レイトンハウスを含む)マーチ専門のサイトを見つけました(注:海外サイト)ので引用してみます。

Leyton_House_GP6_002.jpg Leyton_House_GP10_3.jpg

このように違います。
左は1990年第6戦・メキシコGPの「CG901」、右は第10戦・ベルギーGPの「CG901B」です。CG901B自体は、第7戦・フランスGPでデビューした事は、以前のエントリーでも述べた通りです。
ごく簡単に言葉でいえば、

「サイドポンツーン側面をラジエーターインテイクに向けて絞っていたのを止めて真っ直ぐに伸ばしてインテイクとはアールで繋ぐ形とし、上部を断ち切り形状から、ノーズに向かって緩やかに下がりながら絞られて伸びていく形状に変更した」

という感じでしょうか。
当時の資料のうろ覚えでは、ノーズコーンも若干の幅広化が施されたとあった気がしますが、こうしてみてみるとそれはどうも違うようで、シーズンの早いうちに行われたようです。

本当に憶測ですが、この変更によってCG901Bは、空力性能的にはむしろ低下したのではないかと思います。風洞のような完璧な理想状態での数値は恐らく「改良前」のCG901の方がよかったのではないかと。でも、そんな状態はサーキットでは有り得ません。極限の理想の空力を突き詰め過ぎたCG901は、サーキットでは性能を発揮出来る訳がなかった。それは戦績が証明しています。
そこで、若干効率は落ちようとも、状態変化に対してマイルドに安定して空力効果を発揮出来る「デチューン」を施したのがCG901Bなのでしょう。
言ってみれば「理想からほんの僅かに現実へと梶を切り直したリデザイン」、これがCG901Bの正体であると、僕は勝手に考えています。

※なお、このBバージョンへの改造は、G・ブルナーが行ったという説を見かけますが、僕の当時のF1専門誌の記憶によると、A・ニューウェイが(少なくともデビュー仕様であるフランスGP向けの)全てのデザインや準備を完了させて「置き土産」としてからチームを辞めた旨の記載があった事を覚えています。

僕にもわかるのはここまでです。何せ20年も前の話ですからね。

web拍手 by FC2
posted by 環螢 at 22:22 | TrackBack(0) | F1その他レース関連

2010年10月10日

[F1]日本GP決勝。

正直に言う。家庭の事情により、決勝レースは1分たりともリアルタイムで観る事は出来なかった。
PSXによる録画もあまり信用してなかったけど(CSを録画する場合、外部入力となるのでCSチューナーとPSX双方独立で予約しなきゃなんないため、人為ミスが多発するのだ)、幸いにしてきちんと録画されていたので、つい今し方観終わった。

あまり多くを語るつもりはない。正直予定調和的なレッドブル1-2+フェラーリ・アロンソ3位。ハミルトンはまたもトラブルに泣かされて、ポイントは獲ったものの今季のチャンプ争いは正直絶望的だろう。アロンソがよくなってきてはいるけど、今年はレッドブルのダブルタイトルだろう。韓国GPがあろうが無かろうが関係ない。

それより注目点はやっぱり可夢偉くんだっただろうね。彼のファイトは凄まじいの一言だったね。ただ、特にトロ・ロッソのアルグエルスアリと2回も接触していて(その内の1回は明らかなアルグエルスアリの責任だけど)、そこだけが心配だった。
まぁ、少なくともFIAのインフォメーションには2回とも出なかったし(=インシデントとも捉えられていないと推測)、F1ニュースサイトを見る限りでは可夢偉くんの接触に関する何らかの問題というものはこの時間になっても報告がないので、多分大丈夫なんだろう…と思いたい。

短いけど、以上。

web拍手 by FC2
posted by 環螢 at 22:25 | TrackBack(0) | F1その他レース関連

2010年10月09日

[F1]日本GP FP3/予選。

えーまぁ、皆さんご存知のとおりだとは思いますがね。
朝からの土砂降りで、FP3はごく一部のチームが走ったのみ、予選については散々ディレイした挙げ句、明日の午前に順延、と。
明日の放映スケジュールもよくわかりません。CSは(いつもの再放送枠を使って)放映されますけど、地上波は残念ながら予選の放映は無いでしょうね。

CSのEPGも既に修正されているので、予選・ドライバーズパレード・決勝と録画予約をしました。
(実はちょっと緊急事態が発生していまして、明日はのんびりTVの前に座ってられない可能性が非常に高くなってしまったのです。)

まぁ、散々な週末になってしまったと言っておきましょう。

web拍手 by FC2
posted by 環螢 at 22:52 | TrackBack(0) | F1その他レース関連

2010年09月13日

[F1]イタリアGP決勝。

という訳で、昨日はF1イタリアGP決勝だった訳だが…
えーと、半分以上見逃しました(汗)。

だから語る事はほとんど無い。
一つだけ言うなら、どう考えてもモンツァで有利だったはずのマクラーレンが勝てなかったのは、「策士策に溺れる」の一言に尽きる。
Fダクトを使っても使わなくても速いという強さが驕りとなり、両ドライバーでFダクトの選択を分ける事となってセッティングが大きく変わり、データの共有も出来なくなった。これが敗因の全てだ。

バトンの場合、マクラーレンのアドバンテージであるストレートスピードを殺しすぎてまで、オールドコースであるモンツァであんなに重い(高ダウンフォースの)ウィングを付ける必要があったんだろうか?
あと2〜3km/hくらい最高速を伸ばす(ダウンフォースを削る)セッティングにしたところで、スタビリティに致命的な影響はなかっただろうに。
ハミルトンについては、自分の置かれた状況をきちんと考えろとしか言いようがない。あそこで無理にノーズを突っ込む必要など全くなかったはずだ。

「確かに良くはなっているが、事実上『敵失』によって勝利したフェラーリ」
これだけだな。

以上。

web拍手 by FC2
posted by 環螢 at 21:51 | TrackBack(0) | F1その他レース関連